2009年 12月 01日
政権交代で知った事。 |
本日、民主党がマニフェストに掲げていた「母子加算」支給の復活が実現しました。
はっきり言って政権が交代され、民主党の山井和則議員の存在を知るまで
全く知らなかった言葉でした。
ここ数日前だったでしょうか、深夜のドキュメンタリー番組で知った「母子加算」の問題。
母子加算とは、1人親の生活保護受給世帯の保護費、の事であり、
(つまり母子家庭で生活保護を受けている家庭の子供ひとりに対して与えられる手当て)
大都市部でひとり頭、2万3260円が支払われていたのだけれど、
2005年度からそれは段階的に削減され、2008年度(今年3月)で
全面廃止になったそうです。
ワタシがみたドキュメンタリー番組は(途中から見た)ふた組の生活保護を受ける母子家庭を
追っていた。
ひと組目の家庭は男の子をふたり持つ母。
確か12歳の子と2歳の兄弟だった記憶があるけれど、母は至って健康なので
生活保護を受けるより働きたいのだが、12歳の長男がアスペルガー症候群の為働けず
生活保護をうけているという。
生活保護費は子供を二人抱える母にとっては、非常に少なく、困窮しているのは誰が見ても分るものだった。
2歳の子供が節水をしている。チョロチョロっとしか水が出ないように蛇口をひねる。
2歳の子供がである。
12歳の兄は獣医になりたいという夢を持っていたけれど、
大学に進学しなくてはならないので「諦めた」と言った。
12歳で夢を諦めなければならない現実。
ふた組目の家庭は女の子をふたり持つ母。
母がうつ病にかかり(初めから番組を見ていないので何故うつ病にかかってしまったは定かではない)
働けなくなり、自殺未遂を起こし、姉妹が施設に入る事も考えられた家庭。
姉妹の年齢は多分小学生高学年の姉と低学年の妹と思われる。
自殺未遂をした母を見て、出来得る限りの家事を手伝っていた。
買い物から食事の下ごしらえまで手伝ったいた。
因みにその日の夕食は蒸かしたジャガイモにイカの塩辛をのせたものがおかず。
勉強をする際もなるべく部屋の電気をつけず、
暗い中で勉強をしている。目が悪くなる等とは言っていられないのだろう。
姉妹の姉の方は高校は行くけど、大学は高いので行かないと言っていた。
またも、小学生で大学進学を諦めなければならない現実。
どこそこの発展途上にある国に物資の支援がどうのこうの・・・とか、
どこそこの国の貧富の差が激しい・・・とか、ニュースでは流れるけれど
今までにこの「母子加算」が削減されていく日本の家庭の貧しさをニュースで流した事があっただろうか。
不景気で仕事が無く、路上生活者を追ったドキュメントや
ボランティア団体の存在を取り上げる番組は今も見かけるが
母子加算問題がニュースやドキュメンタリー番組で取り上げられた所を見たことは
今までに1度も無い。
政府は何をしていたのだろうか。私達はこの貧困を知ることが無く何をしていたのだろうか。
会社帰りのサラリーマンやOLさん達を車の中で眺めながら
この人たちが毎日10円寄付したらどれ位の寄付金が貯まるのだろう?とか考えた。
政治家の議員年金なるものを廃止して、それを他の予算にまわしたらどうなるだろう?と
考えた。
この貧困の連鎖を悔いとめる為に国は、私達には何ができるのだろう。
-------------------------------------------------------
最近、大騒ぎだった事業仕分、この事業仕分で削減された予算は
どこに流れていくのだろう??
とにかく無駄を無くせ!とばかりに討論が行われていたけれど
ノーベル賞受賞者が記者会見で怒りをあらわにしていた「科学技術予算」の
削減についてはどうなんだろう・・・と個人的には思った。
ニュートリノの検出の発明とか、
生体高分子の同定及び構造解析のための手法開発の発明とか
こういう事の発明にかける予算を削減するのって・・・・どうなの??
(最新のノーベル賞受賞者の事に疎くてゴメンなさい)
青色発光ダイオードの発明とかは凄い功績だと思うんだけど、
こういう予算も削減するんでしょうか。
--------------------------------------------------------
C型肝炎の問題でインターフェロン療法が一回につき5万円が
2万円で受けれるようになった件
2万円でも高いと思うのはワタシだけでしょうか。
勿論-3万円を実現するのは、並大抵の事ではないとは分かるのだけど
C型肝炎患者で一度のインターフェロン療法が2万円もしたら
貧しい人は治療を受けられないだろうし、つまり貧しい人の寿命が縮まるという現状を
このまま見逃していいのだろうか。
この問題、もう少し何とかならないのでしょうか、長妻さん。
---------------------------------------------------------
中小企業で銀行に融資を受け、返済が滞ってる企業に対しての救済措置として
2年間?返済を据え置くという法案を出した亀井さん、法案が通ったのはいいのですが
いつから実施されるのですか??
こうしている間にも倒産していく中小企業は沢山あると思われます。
---------------------------------------------------------
クリーンなイメージで「友愛」なる言葉をキャッチフレーズに総理を務める鳩山さん。
お金には困っていないはずなのに、
母親から5年?にわたって9億円ものお金が
鳩山由紀夫氏に流れていたのはどうなんだろう。
贈与税が発生するのは、このワタシにだって分かる。
知らぬ存ぜぬですまされるのだろうか。
今後の流れで総理の椅子さえ左右される事になるやもしれぬ。
説明責任を問われ、どんなに釈明しようとも、無理があると思われる。
-----------------------------------------------------------
色々な事が同時に起こりすぎていて
ニュースに上がらなくなった八ッ場ダムはどうなったんだろう。
羽田空港ハブ化計画はどうなったんだろう。
------------------------------------------------------------
まぁ、そんな事が気になった今日この頃です。
ただ、政治そのものが若い人の興味をひいている事はよかったと思うし、
母子加算というものが周知された事は、母子家庭の友人がいるワタシにとっては
非常にありがたい事でした。(友人は生活保護は受けていない)
偽善者染みた事を言うつもりはないけれど
人それぞれが、幸せを感じることの出来る国になって貰いたいものです。
+++おまけ+++
なにかのタイミングで怪獣スイッチがオンになった時のうに坊
午前中に怪獣化するのは珍しい・・・
う:「グフググ、グフググ~」
ブレブレです・・・。
うに怪獣炸裂です。。。
人の洋服の裾や
袖口を引っ張ります。
二の腕のあたりの生地も
引っ張ります。
たまに、私の肉まで引っ張ります・・・。
う:「グフググ、グフググ(鼻シブキ~ズパー)」
↑食べ物を要求している様に思われます。
全くをもって凶暴ではないのですが
鼻シブキ飛ばすのと
誤って肉まで引っ張るのはやめて欲しいです・・・それも朝から。。。
あ、たまに人の指をカジカジと甘噛みするのはもう止めましょう・・・。
4歳なんですからね、うに坊!
さてさて今日から師走。
年末まであっという間に過ぎていく予感がします。
あとひと月、風邪とかひかずに頑張るぞ!と、気合だけは入れてみた。。。
はっきり言って政権が交代され、民主党の山井和則議員の存在を知るまで
全く知らなかった言葉でした。
ここ数日前だったでしょうか、深夜のドキュメンタリー番組で知った「母子加算」の問題。
母子加算とは、1人親の生活保護受給世帯の保護費、の事であり、
(つまり母子家庭で生活保護を受けている家庭の子供ひとりに対して与えられる手当て)
大都市部でひとり頭、2万3260円が支払われていたのだけれど、
2005年度からそれは段階的に削減され、2008年度(今年3月)で
全面廃止になったそうです。
ワタシがみたドキュメンタリー番組は(途中から見た)ふた組の生活保護を受ける母子家庭を
追っていた。
ひと組目の家庭は男の子をふたり持つ母。
確か12歳の子と2歳の兄弟だった記憶があるけれど、母は至って健康なので
生活保護を受けるより働きたいのだが、12歳の長男がアスペルガー症候群の為働けず
生活保護をうけているという。
生活保護費は子供を二人抱える母にとっては、非常に少なく、困窮しているのは誰が見ても分るものだった。
2歳の子供が節水をしている。チョロチョロっとしか水が出ないように蛇口をひねる。
2歳の子供がである。
12歳の兄は獣医になりたいという夢を持っていたけれど、
大学に進学しなくてはならないので「諦めた」と言った。
12歳で夢を諦めなければならない現実。
ふた組目の家庭は女の子をふたり持つ母。
母がうつ病にかかり(初めから番組を見ていないので何故うつ病にかかってしまったは定かではない)
働けなくなり、自殺未遂を起こし、姉妹が施設に入る事も考えられた家庭。
姉妹の年齢は多分小学生高学年の姉と低学年の妹と思われる。
自殺未遂をした母を見て、出来得る限りの家事を手伝っていた。
買い物から食事の下ごしらえまで手伝ったいた。
因みにその日の夕食は蒸かしたジャガイモにイカの塩辛をのせたものがおかず。
勉強をする際もなるべく部屋の電気をつけず、
暗い中で勉強をしている。目が悪くなる等とは言っていられないのだろう。
姉妹の姉の方は高校は行くけど、大学は高いので行かないと言っていた。
またも、小学生で大学進学を諦めなければならない現実。
どこそこの発展途上にある国に物資の支援がどうのこうの・・・とか、
どこそこの国の貧富の差が激しい・・・とか、ニュースでは流れるけれど
今までにこの「母子加算」が削減されていく日本の家庭の貧しさをニュースで流した事があっただろうか。
不景気で仕事が無く、路上生活者を追ったドキュメントや
ボランティア団体の存在を取り上げる番組は今も見かけるが
母子加算問題がニュースやドキュメンタリー番組で取り上げられた所を見たことは
今までに1度も無い。
政府は何をしていたのだろうか。私達はこの貧困を知ることが無く何をしていたのだろうか。
会社帰りのサラリーマンやOLさん達を車の中で眺めながら
この人たちが毎日10円寄付したらどれ位の寄付金が貯まるのだろう?とか考えた。
政治家の議員年金なるものを廃止して、それを他の予算にまわしたらどうなるだろう?と
考えた。
この貧困の連鎖を悔いとめる為に国は、私達には何ができるのだろう。
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最近、大騒ぎだった事業仕分、この事業仕分で削減された予算は
どこに流れていくのだろう??
とにかく無駄を無くせ!とばかりに討論が行われていたけれど
ノーベル賞受賞者が記者会見で怒りをあらわにしていた「科学技術予算」の
削減についてはどうなんだろう・・・と個人的には思った。
ニュートリノの検出の発明とか、
生体高分子の同定及び構造解析のための手法開発の発明とか
こういう事の発明にかける予算を削減するのって・・・・どうなの??
(最新のノーベル賞受賞者の事に疎くてゴメンなさい)
青色発光ダイオードの発明とかは凄い功績だと思うんだけど、
こういう予算も削減するんでしょうか。
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C型肝炎の問題でインターフェロン療法が一回につき5万円が
2万円で受けれるようになった件
2万円でも高いと思うのはワタシだけでしょうか。
勿論-3万円を実現するのは、並大抵の事ではないとは分かるのだけど
C型肝炎患者で一度のインターフェロン療法が2万円もしたら
貧しい人は治療を受けられないだろうし、つまり貧しい人の寿命が縮まるという現状を
このまま見逃していいのだろうか。
この問題、もう少し何とかならないのでしょうか、長妻さん。
---------------------------------------------------------
中小企業で銀行に融資を受け、返済が滞ってる企業に対しての救済措置として
2年間?返済を据え置くという法案を出した亀井さん、法案が通ったのはいいのですが
いつから実施されるのですか??
こうしている間にも倒産していく中小企業は沢山あると思われます。
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クリーンなイメージで「友愛」なる言葉をキャッチフレーズに総理を務める鳩山さん。
お金には困っていないはずなのに、
母親から5年?にわたって9億円ものお金が
鳩山由紀夫氏に流れていたのはどうなんだろう。
贈与税が発生するのは、このワタシにだって分かる。
知らぬ存ぜぬですまされるのだろうか。
今後の流れで総理の椅子さえ左右される事になるやもしれぬ。
説明責任を問われ、どんなに釈明しようとも、無理があると思われる。
-----------------------------------------------------------
色々な事が同時に起こりすぎていて
ニュースに上がらなくなった八ッ場ダムはどうなったんだろう。
羽田空港ハブ化計画はどうなったんだろう。
------------------------------------------------------------
まぁ、そんな事が気になった今日この頃です。
ただ、政治そのものが若い人の興味をひいている事はよかったと思うし、
母子加算というものが周知された事は、母子家庭の友人がいるワタシにとっては
非常にありがたい事でした。(友人は生活保護は受けていない)
偽善者染みた事を言うつもりはないけれど
人それぞれが、幸せを感じることの出来る国になって貰いたいものです。
+++おまけ+++
なにかのタイミングで怪獣スイッチがオンになった時のうに坊
午前中に怪獣化するのは珍しい・・・
う:「グフググ、グフググ~」
ブレブレです・・・。
うに怪獣炸裂です。。。
人の洋服の裾や
袖口を引っ張ります。
二の腕のあたりの生地も
引っ張ります。
たまに、私の肉まで引っ張ります・・・。
う:「グフググ、グフググ(鼻シブキ~ズパー)」
↑食べ物を要求している様に思われます。
全くをもって凶暴ではないのですが
鼻シブキ飛ばすのと
誤って肉まで引っ張るのはやめて欲しいです・・・それも朝から。。。
あ、たまに人の指をカジカジと甘噛みするのはもう止めましょう・・・。
4歳なんですからね、うに坊!
さてさて今日から師走。
年末まであっという間に過ぎていく予感がします。
あとひと月、風邪とかひかずに頑張るぞ!と、気合だけは入れてみた。。。
by xxayoxx
| 2009-12-01 10:22
| ayo+生活